※2017年7月末時点でのアニコム損保保有契約のうち鳥1,657件、うさぎ6,627件、フェレット2,877件、その他ミニまる2,805件より算出。

こちらは何のグラフだと思いますか？

正解は、アニコム損保の契約者の皆様が何頭のどうぶつさんと暮らしているか、その割合を示したグラフです。
ご覧のように、フェレットさんは2頭以上で暮らしている割合が他のミニまるさんに比べて多いのです。
今月のミニまるinformationでは、フェレットさんを多頭飼育する際の注意点をご紹介いたします。

■フェレットさんの多頭飼育への適性

フェレットさんは縄張り意識があまり強くなく、多頭飼育に向いていると言われています。

■多頭飼育する際の注意点

1.はじめのうちは別々のケージで！

2頭目のフェレットさんをお迎えする場合、はじめのうちは別々のケージで生活してもらいましょう。
【理由】

①感染症を防ぐため。

お迎えしたらまず最初に動物病院でノミや耳ダニ、感染症などにかかっていないか健康診断を受けましょう。この期間は感染を防ぐため、ケージも離して設置しましょう。

②相性を確認するため

突然同じケージで生活させることはフェレットさんにとってストレスになります。健康診断が終わったら、ケージを隣同士に置いて生活し、少しずつ相手の存在を認識させた上で、相性を見つつ慣れてきたら触れ合わせるようにしましょう。
フェレットさん同士も相性がありますから、お互いに慣れるのは個人差があります。まだ早そうだな、という場合には無理をせずにゆっくりと慣れさせてあげるといいですね。

2.『お迎え症候群』に注意！

新しくお迎えしたフェレットさんに構い過ぎて先住フェレットさんとの触れ合いが減ってしまうと、それが先住フェレットさんのストレスとなって体調を崩してしまうことがあります。こうした『お迎え症候群』を防ぐために、新しいフェレットさんと先住フェレットさん、両方平等に遊んであげましょう。

いかがでしょうか？ 多頭飼育には最初に注意することがいくつかありますが、それを乗り越えればフェレットさん達によるじゃれ合いが見られたり、集まって丸くなる様子を眺めることができるなど多頭ならではの楽しいフェレットライフが待っています。
多頭飼育を考えていらっしゃる皆様、上記の注意点に気をつけて、楽しいフェレットライフを送ってください！

※2016年 アニコム主催 フェレットイベントの様子